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猫 ~3000文字チャレンジ~

3000文字チャレンジ

こんにちは

管理人のえーやんです

今回は初の3000文字チャレンジ

ドキドキしながら書いています…

初チャレンジは「猫」について

では早速いってみましょう!!

  

 


貴方は猫のルーツを知っているだろうか

古代のミアキスという豹のような

大きな動物がルーツとされている

そして古代エジプトから発生しより良い環境を求め中東へ

中東からインド・中国やヨーロッパへと広がっていったそうな…

しかし世界に至る猫の故郷はエジプトである

どうやら猫は神話の世界からやって来た使者のようだ…


では猫はどのような人たちと時代を生きたのだろうか!?

古代エジプトでは王族や権力者、大富豪等に寵愛を受けた猫

亡くなった際には丁重に埋葬されたそうだ

それから生息範囲を広げた猫は

中世では穀物をネズミから守るために多く飼われるように

倉庫の見張り役や

船での番人として

大いに活躍したそうな

そうして猫は人との共存の道を順調に歩んできた


しかし寵愛されるだけではなかった

中世ヨーロッパにおいては暗黒の時代を迎える事となる

宗教上の理由から猫は魔女の使いとして考えられるように…

黒猫が忌み嫌われるようになったのもこの時代なのだろうか?

酷く偏った考えに翻弄された猫達

だが処罰の対象は猫にとどまらず

飼い主に対しても処罰された

ひどい時代もあったもんだ…

だがここで猫が減ったことで問題も起きた

ヨーロッパの下町では大量のドブネズミが発生した

そしてネズミを媒介とする伝染病ペストが蔓延

人々は大いに苦しみ大勢の犠牲が出る事となった

そしてドブネズミ退治に猫が必要であると

人々は考えを改め

猫の存在を認めざるを得なくなった


そして17世紀の終わり頃

猫の名誉回復に大きく貢献する民話が誕生する

フランス文学の代表作「長靴をはいた猫」である

これを機に猫がペットとしての地位を向上させていったと言われている

我が国日本でもかの文豪夏目漱石による

「吾輩は猫である」が有名だろう

冒頭の台詞はとても印象に残る…

吾輩は猫である名前はまだない

どこで生まれたかとんと検討がつかぬ

夏目漱石 「吾輩は猫である」より

「長靴をはいた猫」や「吾輩は猫である」を

この機に読んでみるのも一興かもしれない

昔から本の題材になる猫達は

やはり魅力が溢れてるのだろう


では日本にはいつ頃渡来したのだろうか!?

定かではないが6世紀頃に

仏教の伝来とともに渡って来たと言われいる

やはりここでもネズミの被害を防ぐ為に飼っていたとされている

やはり優秀な存在だ

攻めても守っても…

日本の飼い猫についての記述は平安時代まで遡る

ここでも天皇の庇護のもと寵愛されいたようだ

どうやら猫は時の権力者に愛されるようだ

宮中の猫については紫式部の「源氏物語」では

お猫さん達が大運動会を行いハッスルしてしまい

仕切りを壊すというハプニングを…

当時としてはタブーだった女性の顔を男性が直接見てしまうという

大事件を引き起こしたり

清少納言の「枕草子」では

猫専属のお世話係がいて乳母的な役割をもつ職業があった

そのお世話係がある日縁側で寝る猫を見て行儀が悪いと注意したが

言う事を聴かず態度も改めなかったという理由で

犬を差し向けた

そこへ飼い主てある天皇が現場に居合わせ

専属のお世話係と犬を外へ追い出したとかとか…

と猫のありふれた日常の記述がみられる

今も昔も猫の基本行動はどうやら変わらないようだ


時は鎌倉時代へ

この時代は一般の人たちの間にも

ネズミ被害の解消の為に猫が飼われるように

西洋でも東洋でも番人の役割が強い猫

狩人としての素質は今も変わらない

そして猫が日常へと

しかし残念なことに

日本でも恐怖の対象になった事も…

猫又や化け猫など…

妖怪の類として出てきたことも…

しかし東洋西洋問わず人は

猫に神秘的な何かを感じるのだろう…


では現代において猫とはどのような存在なのだろうか??

文学の世界においては先に挙げた

夏目漱石を筆頭に沢山の書籍がある

その中から少し見てみよう

輪廻転生を繰り返した1匹の猫がやがて運命の相手に

出会ったことで愛や悲しみを知っていく様を描いた

「100万回生きたねこ」

猫に嫉妬する妻と元妻、そして猫が可愛くてたまらない

男が繰り広げる軽妙な心理コメディの傑作

「猫と庄造と二人のをんな」

女子大生が殺害される事件が発生したが血を見るのも

女性と話すのも苦手なダメ刑事 片山義太郎捜査一課長

内偵の為に潜入した片山だったが森崎という飼い主も

事件に巻き込まれてしまい名探偵ホームズを引き取ることに…

「三毛猫ホームズの推理」

と、愛情や嫉妬の対象かと思いきや

相棒までこなすオールマイティーな一面を見せてくれる猫

沢山の物語が「そこ」にはある…

猫の存在は書籍にだけに留まらない

絵画の世界にも

かの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチは

「ネコ科の一番小さな動物は最高傑作である」

との言葉を残すほどの愛猫家だった

ダ・ヴィンチの作品に

「聖母と猫」

という作品がある

女性が子供と猫を抱いていて微笑んでいる絵だ

そしてパブロ・ピカソ

彼も猫の作品を残している

「ロブスターと猫」

圧倒的に黒猫を描くことが多かったピカソ

何か魔性を感じたのだろうか…

今となっては知る由はない…

江戸の絵師歌川広重らに愛された猫達もいた

浮世絵に描かれた猫達に強烈な「猫愛」が感じられる

広重の「浮世画譜」には猫のスケッチ画が掲載されている

以上の様に西洋東洋問わず

絵画の世界まで席巻している猫

あまり絵画の知識がない管理人であるが…

驚きを隠せない…

では音楽の世界ではどうだろうか!?

童謡から邦楽と猫に関する曲は数多くリリースされている

有名どころでいえば「黒猫のタンゴ」だろうか…

管理人が好きな「猫」の曲は

スピッツの「猫になりたい」

猫になりたい君の腕の中

スピッツ 「猫になりたい」

だが猫を語る上では外せないのは

BUNP OF CHICKENだろう

「ガラスのブルース」や「K」だ

とても歌詞が素晴らしい

そして描写が素敵すぎて情景を思い浮かべる事が容易にできる

特に「K」のラストは衝撃だった

手紙を読んだ恋人は

もう動かない猫の名に

アルファベット1つ

加えて庭に埋めてやった

聖なる騎士を埋めてやった

BUNP OF CHICKEN  「K」より

寂しい終わり方だが

愛を届けた聖なる夜を聖なる騎士へと賛辞をこめて…

これからもまた聞く機会があるだろう

しかしこれだけではない

今は解散してしまったバント「andymori」にも

猫が登場する

都会を走る猫に名前はいらない

andymori  都会を走る猫より

疾走感あふれる曲調だが

どこかツンデレを思わせる気高く孤高の雌猫が颯爽と歩く姿が

思い浮かんだ1曲だ

そして外せない曲が

やはりDISH//の「猫」だ

まんまだがそこには「愛」が溢れている

猫になってでも現れてほしい

いつか君がフラッと現れて

僕もまた、幸せで

DISH//  「猫」より

まだまだ名曲は沢山あるが

止まらないのでここまでにしておこう…


このようにいつの時代も「猫」が寵愛されていたのは

紛れもない事実だろう

文学の世界

絵画の世界

そして

音楽の世界と

無限の可能性を持てる猫

最強じゃね!?

もちろん邪悪に捉えれた時期もあった

確かに猫の揺れる尻尾には

まるで別の生き物がいるかのようにも思える

しかし逆境を跳ね除け今日に至る…

時に権力者の傍に

時に庶民のアイドルと

色々な表情を見せ時代を生きて来た「猫」

これからも楽しませて頂こう

初3000文字チャレンジこれにて終幕

最後までお付き合いいただきありがとうございました

管理人のえーやんでした

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